シンポジウムSymposium

一般社団法人設立記念シンポジウム

 学会の設立から15年を経た2020年9月27日に、これまで任意団体として活動してきた日本身体障害者補助犬学会を、新たに法人格を得た組織に改め、一般社団法人日本身体障害者補助犬学会を設立しました。
本来は、設立に合わせて対面にて日頃お世話になっております皆様に設立のご報告をさせていただく予定でおりましたが、設立から1年近く経つ現在もコロナ禍の収束にはもう少し時間がかかることが予想されます。
そこで、設立から約1年となる9月23日にオンラインにて一般社団法人設立記念シンポジウムを開催する運びとなりました。
「補助犬のいままでとこれから」と題して、補助犬学会設立の歴史、日本と世界の補助犬やその政策の現状、身体障害者補助犬法設立時にも関わった補助犬ユーザーと理事のディスカッションなど、これまでの補助犬を振り返り、今後の発展を考えるシンポジウムとなっております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

演者プロフィール

総合司会:大阪保健医療大学 保健医療学部 教授 吉田 文

高柳友子「補助犬学会設立の歴史」

高柳氏顔写真、補助犬とツーショット

医学博士・リハビリテーション科医師。社会福祉法人日本介助犬協会 専務 理事。補助犬学会理事。身体障害者補助犬法の成立に 携わるとともに、補助犬の学術研究の必要性から当学会の設立を叶えた。

山本真理子「日本と世界の今」

山本氏顔写真

帝京科学大学 生命環境学部 講師。補助犬学会理事。動物人間関係学を専門に、補助犬の普及における課題や海外の現状について研究する。

中川純「わが国の補助犬政策:その特徴と課題」

中川氏顔写真

東京経済大学 現代法学部 教授。障害者福祉、その法律と政策を専門とする。厚生労働省の補助犬に関わる調査事業にも携わり、国内外の補助犬政策について調査した。

「補助犬のいままでとこれから~理事&補助犬ユーザーのディスカッション~」

進行:高柳・山本

身体障害者補助犬法成立のために国会に日参して貢献をしたお三方にご参加いただきます。

清水和行

清水氏顔写真

盲導犬ユーザー。広島ハーネスの会理事。 全日本盲導犬使用者の会の設立に携わり、初代会長を務めた。他のユーザーと協力し、ロビー活動を重ね、補助犬法の成立に尽力した 。

木村佳友

木村氏顔写真、介助犬シンシアとツーショット

介助犬ユーザー。日本介助犬使用者の会会長。関西学院大学 非常勤講師。講演活動や厚生労働省の検討会委員を務めるなど、介助犬の普及啓発に取り組む。介助犬の公的認知を求め、国会へも何度も足を運び、身体障害者補助犬法の成立に尽力した。介助犬の現状についても調査・研究する。

松本江理

松本氏顔写真、聴導犬とツーショット

聴導犬ユーザー。日本聴導犬パートナーの会副代表。 補助犬法設立時、特に数が少なかった聴導犬も補助犬の一種に含められるよう働きかけ、聴導犬も含めた補助犬法の成立に尽力した。学校などでの講演活動を中心に補助犬や障害理解への啓発活動を行なう。

講演者プロフィール情報(word:366KB)

これまでに開催された学術大会

これまでに開催されたシンポジウム

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